ドキドキしない女




某日

金がない。連れだし費用がない。
街に出るモチベーションがあがらない。
ただ春だし、久しぶりにフリーな土曜日だし、クラブでも行いきたい。
新社会人や学生が街に出てきてるかもしれないし。













薄い期待の中、街へと向かった。
生憎、相方は体調不良で出てこれないし、
風も強くモチベーションが上がらない。











ファーストフード店でコーヒー休憩をとっていたとき、
ある方から連絡が入った。












虎:「いま、逆5で連れ出し中やから助けにきて。はよ」














急すぎる展開に
何を言ってるのか理解できない・・・
先のこと考えずに行動できる方なのか・・・
色々な考察をしたうえ、
行ったところで勝負にならないので断りの返事をする。














虎:「もう女の子帰って一人やから来て。」













一人ならと
とりあえず行くことにした。












ある居酒屋に入店。
彼の姿を探した。
すると、なぜか男5人といた。
この地方のナンパクラスタだった。











「これから、コンビ組んでナンパ合戦するよー。」










というわけで、まんまと罠(笑)にはまった野武士は
ナンパ合戦をすることになった。
じゃんけんで相方を決めた。

相方は、高身長イケメン。
彼はストリート出身で頼れる存在であった。












とりあえず、みんなでクラブへ行く流れだったのだが
まだ時間が早く来客も見込めないので、
ストをしたい気持ちでいっぱいだった。










そしてみんなでコンビニの前でだべっていると
少し前にトレンチコートを着た二人組の女性が目に入った。













野:「あれ行きましょう。」
高身長イケメン:「いいね、行こう。」














野武士のわけのわからない明太子おじさん
オープナーで笑わせにいって連れだしが決まった。

















通りすがりにあったイタリアンに入店。
未だ未使用だった店を使うことに不安も感じた。














野武士担当は宮〇あおい似の子(以下、あおい)
とても目が特徴的・お洒落で可愛らしい。(野武値6)


高身長イケさまは、巨乳子担当。










他愛もない、偽りの職業・年齢の自己紹介。
そしてむこうも決して本性は明かさない。
でも、なんの仕事をしていようと
それが偽りであろうと関係ないと最近思っている。











一軒目行った店の話、趣味の話、
そんな話をしながら相手との距離感を確認していた。
近づいて来たり、距離をとったり
何分食いつき具合がわからない・・・。











相方担当は相方に食いついていた。
しかし野武士担当は全く距離感がつかめない。
それに全身細かいところにも気を使っているオシャレな子。
正直、少し気が引けていた。
こちら側の負けが見えてきた。















ただ、なんとしても相方は即ってもらいたいと思った
のだが気を使ってくれて一旦バンゲして放流することにした。












そして、主戦場であるクラブへ入った。
そうすると土曜日だというのに人が少ない。
案件の少なさから相方が機転を利かせて
あおい&巨乳子達に合流できないか連絡をとってくれていた。












ただ、向こうからの返信はなかった。













ここは切り替えて、
もう一店舗のクラブへ行くことにした。











すると入口へ入る直前、
巨乳子から相方に電話が来た。













再合流することに決まった。
ただ野武士担当の食いつきが不明な為
割と不安な気持ちでいっぱいだった。















そして、合流してからがカラオケへ行くことにした。
受付を済ませ、部屋へ向かっている途中
相方の方はイチャついていた、向こうは仕上がっていた。
焦りを感じた。
なんとかうまくやらなくては。。。












部屋へ入り、普通に歌うことにした。
普通ナンパする者にとって歌うことは若干タブーなんだろうが
コンビについては、歌っている最中、相方側のカップルが
いちゃつくことができるのもあり、その選択をした。













歌の傾向としてはバラードが好きなので
わりとしっとりめの選曲をして歌ってた。
すると








あおい「もっと盛り上がるのがいい。そのほうが楽しいじゃん。」











何気ない一言だった..
でもようやく、あおいの性格が見えてきた。
それからはアップテンポの曲をチョイスし、
〝楽しい雰囲気〟を作っていく。
流れが変わった感じがした。
気付くとあおいは野武士の身体にもたれかかっていた。











そして、楽しいムードを演じていると
あおいからようやく質問が飛んできた。









1件目の店でも聞かれた内容だっただが
本心から知りたいというような態度で問われていた。
そして、あおいも、
「そいえば、さっき聞いたよね。笑」
と笑っていた。










ようやく若干の食いつきを感じた。
しばらく話していると、ふとあおいが










「ねぇ、トイレいってきなよ。」
と発し、野武士をトイレへと向かわせた。
彼女もくるのかとおもいきや彼女の姿はなかった。



















野武士はトイレを済まし、
なんの提案だったんだろうなぁ。
と考えていたのだが全くわからなかった。












わからないまま、部屋へもどる。



















途中、廊下にある死角となるスペースに彼女がいた。










驚きと喜びと共に
失くしたモノを
ものすごく探してようやく見つけることが出来た
そんな感情に近いものを感じた。
そして、ドラマのワンシーンのような展開に
ものすごくドキドキしていた。











野:「ロマンチックだね、こんなところで。笑」

あおい:「そう?笑 なんかいいところあったからさぁ。人間観察とか好きなんだよね。駅とかカフェとかでずっと見ていられる。」

野:「そうなんだ。でもここからじゃキャッチしかみえないね。笑」

あ:「本当は二人に気を使って出てきたんだよ。笑 大人だから空気読まなきゃね。」

野:「偉いね、空気読んで。」

あ:「そうでしょ。笑 ・・・・・・・・。」

野:「このスペース凄いね。俺はものすごくドキドキしている。あおいはどう?ドキドキしてない?」

あ:「・・・。私、こういうのでドキドキしないんだ・・・。」

野:「そうなんだ・・・。」









話をしていると相方から
「セパろう」と連絡が入り、相方は担当とともに店を出た。


















その後あおいと部屋へ戻り。
彼女から、そいえば家の方向同じだよね。
と言われた。








あとは言い訳を用意してあげて
共にタクシーへ乗り込み、野武士宅へ。









家でも酒を交わしながら、
オープンになったあおいと話した。
昔の恋人のこと、仕事のこと、自分の性格のこと、、、。
本心での会話を楽しんだ。












それから彼女は野武士に身を委ねた。
あおいはこう告げた。
























「ねぇ・・・。いま、すごいドキドキしているよ。」










































関係者各位に感謝!!!



















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コメント

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ありがとうドキドキできたよ

Re: タイトルなし

> ありがとうドキドキできたよ

待っておりました!
最高のコメントをありがとうございます!!!