Beauty And The Beast






昔からの物語 変わらぬ真実
拒んでいたのに
今 心が通う 思いがけずに

かすかな変化 ほんのわずか
ぎこちなく ためらう 美女と野獣

ずっと同じ いつの世も
ずっと変わらず確かなこと 太陽が昇るように

昔からの物語 古い歌のように
切なく甘い 変われると知り過ちに気づく

まるで太陽が東から昇るように歌い継がれる 
語り継がれ 歌い継がれる
美女と野獣

【Beauty And The Beast】



---------------------------------------------------------------------


しばらく活動休止していた。
落ち着いた今、振り返ります。






4月の末、小さな期待を胸に秘め、友人主催の合コンへ行った、
3対3で行われた。しかしお相手はまぁ、普通くらいの女性でしかもこの後仕事だという。
内心、がっかりしつつもその場をそれとなく過ごす。
結局、その場で何も起こらずに男女別に解散した。





そのあと友人がCLUBへ行きたいと何度もごねた。
ナンパ仲間以外と行くのは乗り気でない自分であったがほろ酔いであったので、承諾した。





なんとなくエントランスに入り、
聴きなれた洋楽が聞こえてくると自然にテンションは上がる。
そしてフロアに入り、あたりを見回すと、いつもの通りの人の入りであることが確認できた。




友人たちと、わちゃわちゃしつつ微妙だなぁ
なんて言いいながら、時間が過ぎていく。





しばらくすると、背の高い二人組の女性がやって来た。
高身長でスタイルが良くて小顔、目も二重でぱっちりしていてどう見ても美女。
この箱でこのレベルはめったに見ないレベル。
もう片方も、高身長で品がある感じ。




ここでナンパ師ならば絶対仕留めようとか思うのかもしれない。
ただこのとき僕は、
『すげぇ美人いる。。。怖いな。。。絶対無理だろ。笑 せいぜいシカトだな。』





そんな、期待も微塵に持たないまま友人と彼女らを見てたら、
その美女と目が合った、ドキっとした。
合コン終わりで酒も回って、女の子と喋りなれていた状態だったからか、
自然と口が動いた。






「このイケメンが、お姉さんと喋りたいんだって。」






何故か、ナンパを趣味にしているナンパ野郎が、
友達が君と喋りたいというありもしないことを口にしてしまった。







「私、お兄さんと話したい。」








互いの、その一言が二人の出会いの始まりになった。







その後、互いのことを話し、紆余曲折あったが、
二人でCLUBを出て、ホテルへ行った。









「ごめん、私、彼氏いるんだよね。本当にごめん。」








ただ目の前のベッドには美女。幸か不幸か、僕はナンパ野郎。
勝手にこれまでの経験から崩すための言葉が出てきた。







「別に構わない、彼氏いないような子にはむしろ興味ない、
素敵な女性にはみんな彼氏くらいいるはずでしょう。
本当に彼氏が大事なら、目の前で俺の連絡先消して良いしブロックすれば
絶対にばれることもないよ。」










口では拒んでいても、罪悪感があっても、ほんの少しの抵抗のあとそれは崩れた。











ホテルから出た後、まだ一緒にいたいと僕の家にきた。
テレビからは美女と野獣の特集が流れ、その主題歌も流れた。
彼女は美女と野獣が大好きで、上映初日に映画を見に行ったといった。








夕方頃、彼女を駅まで送った。
「じゃあね、楽しかったよ。私のこと忘れてね。」










そう告げ、彼女は僕の前で僕の連絡先をブロックした。
これでいい、僕はナンパ師、刹那の出会いに一喜一憂する。
今回はスト高をGETできた。一皮むけただろう。









帰宅し、喜びと切なさを感じながら
一日のことを思い返していた。
まさか、あのレベルを・・・。
とかいろいろ考えてた。
あんな彼女出来たらナンパ引退するよなぁ。
とか考えてうろうろしていた。










LINE:「今日は楽しかった。ありがとう。」










ブロックされていたはずが、向こうから連絡がきた。









そこから連絡を取り合い、毎晩電話をした。
電話を切るとき、彼女はいつも「ばいばい。」
というが、それを演技が悪いからと「またね。」か「おやすみ。」
に変えるよう伝えたのを覚えている。











車で1時間もかかる遠くに住んでいる彼女を迎えにいったり、
ずっと行きたいと言っていたカフェへ連れて行ったり、
環状通1周ドライブ、市内が一望できる展望台へ連れて行ったり、
デートを重ね、尽くした。
互いの想いが募っていた気がした。
二人でいる時間がなによりも幸せに感じられた。










時が経ち、
久々にないとー氏とナンパをしようと決めていたとある日、
いま街にいる、会いたいなと彼女から連絡が来て会いに行った。







デートのあと、久々にナンパいくことを決めていたため、
帰りたくないと彼女は僕に告げてきたが、
終電までなら付き合うよ、と近くのカフェへ。






そして、仕事のこと、彼氏のこと、僕たち二人のこと、これからのこと、
何故かそんな深い話をしていると、
徐々に彼女の顔が赤く染まっていき、初めて彼女は僕の前で涙を流し始めた。
たまたま隣に座っていた男性もそれをみて席を立っていた。







「もう、どうしたらいいかわからない。これから彼氏の実家にも挨拶に行こうと予定を立てていたのに、今は自分の気持ちが分からない。もう結婚したいとかもわからなくなった。」






彼氏とは結構長く付き合っており、将来結婚も考えている子だった。










そしてお互い気付いてしまった。
これ以上会っても余計に別れが辛くなると、
これを機に会うことも連絡をとることも徐々に拒みはじめた。








今度は僕の方から、
「もう連絡をするのをやめる、会うのもやめよう。」
と伝えた。










彼女も了承し、
「わかった。バイバイ。」
と告げた。









遊び人なりに本気で人を好きになった瞬間だったし、
わがまま娘だったけれども、尽くしたいと思える女性だった。










もうこれ以上出会いなんていらない。
そんな風に考えたのも初めてのことだった、
出会いのタイミング、出会い方が悪かっただけで一緒になれないのかと、
しばらく自分の存在、今までの活動も疑いたくなるほどだった。







今思い返してみると、
ただ普通にデートをするということ、
ただ普通に恋愛をするということの幸せに気付かせてくれた。








ナンパ師にとっては3か月の活動停止は長い期間だったかもしれない。
ナンパに出会って3年近く、たくさんの出会いと少しの経験も積んできた。
活動停止期間とか、報われなかったとかそんなものよりなにか大事なもの、
師匠の言う、心の部分をほんの少しは磨かれた気がする。







-------------------------------------------------------------------------------------




変わらぬ真実 拒んでいたのに
心は通ってしまった 思いがけずに

かすかな変化 ほんのわずか
ぎこちなく ためらう 美女と野獣

ずっと同じ いつの世も
ずっと変わらず確かなこと 太陽が昇るように

昔からの物語 古い歌のようにはいかず
切なく甘い 変わることを恐れ 過ちに気付いた
Beauty And The Nobushi




-------------------------------------------------------------------------------------



映画のように最後に森の魔法使いが訪れて、
ハッピーエンドでは終わらなかったけれど、
関係者各位に感謝よりも、あえて伝えたい言葉がある。






















ありがとう、ドキドキできたよ。






- Beauty And The Beast -


Beauty-And-The-Beast-640x427.jpg
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

はじめまして

しっぽりするブログでした。
たまたま出会うタイミングが悪かっただけって言葉は沁みますね。
ブログ楽しみにしてます!

ひとつひとつの出逢いの裏にはちゃんと物語があるんだなと思いました。
自分もそうありたいです。
次の更新も楽しみにしてますね!

感動しました

初めまして、僕も札幌でひっそりとナンパしているものです。この記事を読んで、切なくなりました。ナンパで出会えば、ナンパで傷つくんですね。でもナンパしていなければ、その出会いもなかったんですよね。そして、また街に繰り出すしかないんですね、ナンパを続ける限りは。なんて切なく、儚いのでしょうか。とにかくこの記事を読んで、感慨深いものを感じました。
ありがとうございます。

Re: はじめまして

> しっぽりするブログでした。
> たまたま出会うタイミングが悪かっただけって言葉は沁みますね。
> ブログ楽しみにしてます!

コメントありがとうございます😊
また更新するのでよろしくお願いします!

Re: タイトルなし

> ひとつひとつの出逢いの裏にはちゃんと物語があるんだなと思いました。
> 自分もそうありたいです。
> 次の更新も楽しみにしてますね!

コメントありがとうございます‼︎
お互い素敵な出会いを作りましょう‼︎笑

Re: 感動しました

> 初めまして、僕も札幌でひっそりとナンパしているものです。この記事を読んで、切なくなりました。ナンパで出会えば、ナンパで傷つくんですね。でもナンパしていなければ、その出会いもなかったんですよね。そして、また街に繰り出すしかないんですね、ナンパを続ける限りは。なんて切なく、儚いのでしょうか。とにかくこの記事を読んで、感慨深いものを感じました。
> ありがとうございます。

コメントありがとうございます‼︎
恐らくまた傷付くんでしょうが、また強くなれることを願います‼︎お互い今後も楽しみましょう!

いい記事〜

こういう心いつまでももってるのもナンパ師として1つの能力やと思ってるんで野武士さんには忘れないで欲しいです。

僕はわすれちゃいました笑笑

ぐふふふふぃ

Re: タイトルなし

> いい記事〜
>
> こういう心いつまでももってるのもナンパ師として1つの能力やと思ってるんで野武士さんには忘れないで欲しいです。
>
> 僕はわすれちゃいました笑笑
>
> ぐふふふふぃ

ダナハさんありがとうございますw
まともなコメント頂き感動しています。
忘れず頑張ります。ぐふふふぃ

はじめまして。
読み終わった後言葉にならない感情に満たされました。
素敵なブログをありがとうございました。

たかとしさん。
こちらこそコメントありがとうございます‼︎またよろしくお願いします!